知的障害児・障害者向けの健康運動プログラムを展開していきたいと考えております。

例えば…

・長期休暇中の朝活プログラム(空き教室などを利用したプログラム)

・作業所のあとの憩いの場・学習の場の企画・実施(障害者のための生涯学習プログラム)

・作業所や自助グループでのアクティビティーの企画・実施

・自助グループへの健康事業

・パーソナルトレーニング など

を企画予定です。

長期休暇中の朝活プログラム

よくご家族や支援者から、大きくなると「体を動かさなくなる(動かす機会が少なくなる)」というお声をよく聞きます。本当に体を動かさないのかを調べるために、知的障害のある児童生徒の身体活動量評価※1を行いました。子どもたちは、よく身体を動かしてはいましたが、年齢とともに身体活動量が減る傾向が見られました。また学校がある平日に比べ、学校のない休日の身体活動量は少ないという結果でした。休日が続く長期休暇中の身体活動量は少なくなってしまうのではないか?と仮説を立てさらに調査を行いました※2。結果、学童期では学期中と長期休暇中の身体活動量は、それほど変わりませんでした。しかし、思春期(中学生・高校生)では、長期休暇中の身体活動量が減っており、長期休暇中は体を動かす機会が少ないことが明らかとなりました。思春期になると「遊び」で自発的に身体を動かす機会は減ってしまうため、体を動かすことを目的とした身体活動プログラムの提供が必要であると考えています。

そこで、まずは、「知的障害のある中高生のための長期休暇朝活プログラム」として構想中です。放課後等デイサービスに行く前の時間を利用した地域限定の活動プログラムをめざします。

※1 Erika Yamanaka, Takayo Inayama, Kazunori Ohkawara, Kanzo Okazaki, Ichiro Kita The association between obesity and sedentary behavior or daily physical activity among children with Down's syndrome aged 7-12 years in Japan: a cross-sectional study. Heliyon, 6, 2020: e04861, 2020(9月). doi: https://doi.org/10.1016/j.heliyon.2020.e04861 

※2 山中恵里香、稲山貴代、岡崎勘造、北一郎、大河原一憲 ダウン症がある児童・生徒の学期中と長期休暇中における中強度以上の身体活動量の違い 健康支援, 23, 2021

※3 Erika Yamanaka, Takayo Inayama, Kanzo Okazaki, Tsubasa Nakada, Michio Kojima, Ichiro Kita, Kazunori Ohkawara The amount of light to vigorous physical activity (Met's-hours/day) in children with and without down syndrome attending elementary school in Japan. Int. J. Environ. Res. Public Health 2023, 20, 1293. https://doi.org/10.3390/ijerph20021293

Erika Yamanaka, Takayo Inayama, Kazunori Ohkawara, Michio Kojima, Tsubasa Nakada, Ichiro Kita Effects of substituting sedentary time with physical activity on body mass index in Japanese adults with Down syndrome: A cross-sectional study. Heliyon, 10, 2024; e29294. doi: https://doi.org/10.1016/j.heliyon.2024.e29294

障害児・障害者のためのパーソナルトレーニング

その人に合わせたパーソナルトレーニングも承ります。

もともとは、子どもが中学生になった時に知り合いのトレーナーさんに頼んだことが始まりです。歩き方が「バタバタ」と音を鳴らして歩くのが気になっていたことと、障害ため部活に入れなかったことから、この子に合った運動習慣の一環として始めました。定期的に体を動かす機会を作ってあげたことで精神的にも安定し自信がつきました。パーソナルのよいところは、成長発達をご家族(本人)一緒に考え、持続的な健康づくりを行えることです。

当法人では、ご自宅近くの指導者を探してご紹介いたします。当面の間は、川崎市(多摩区、麻生区、宮前区)、横浜市(港北区、青葉区、都筑区)、大和市、相模原市、厚木市のみです(エリア拡大予定)。指導者が見つからない場合は、しばらくお待ちいただくこともございます。

福祉事業所等での運動プログラムの実施

講師を派遣します。定期的な運動プログラムの実施~お楽しみ会等での体を動かすアクティビティーの実施まで幅広く承ります。ご相談ください。

自助グループのアクティビティーの提案など

親の会での体を動かすプログラム(リトミックや幼児体操など)や遠足・お泊り会の企画運営を行います。

全国で障害のある方のための親の会(自助グループ)の運営が難しく、会の解散や空中分解をしてしまうことが多いです。その要因は、ネットである程度情報が得やすくなったこと、会に所属すると係の仕事が負担になること、さらに夫婦共働き家庭が標準化していることが挙げられます。しかし、地域で暮らしている「仲間」の情報はネットだけでは得られないことが多いです。先輩方が近くにいると思うだけで将来を見通すことができます。親の会(自助グループ)の存在は地域で子育てをしていくうえで大きな支えとなると考えています。私たちは、親の会(自助グループ)の運営に役立ちたいと考えています。まずは、ご相談ください。

初回相談:無料